スペインの女子トッププロバスケットボールリーグ「リーガ・フェミニーナ・エンデサ(Liga Femenina Endesa)」に所属する「バレンシア・バスケット(Valencia Basket)」は、バレンシアの医療機関「Quirónsalud Valencia」と、今後4シーズン、2027-28シーズンの終了まで、Valencia Basketの公式医療サービスを提供することになりました。

この新たな契約により、Quirónsalud Valenciaは、これまで3シーズンにわたり提供してきたL’Alqueria del Basketの看護サービスに加え、プロフェッショナルの女子および男子チームの健康管理も担当します。シーズン開始時のメディカルチェックや、シーズン中に発生するあらゆる医療ニーズに対応する予定です。

Quirónsaludは、すでにバレンシア・バスケットクラブが運営する、バスケットボールの育成施設「L’Alqueria」での活動や女子プロリーグにおいてその存在感を示してきましたが、今回の契約により、クラブの価値観と一致する形で、バスケットボール全体への支援を強化します。

さらに、バレンシア・バスケットのファンコミュニティ「Taronjaファミリー」へは、病院の専門医から健康に関するアドバイスを受けることができ、これは様々なチャンネルやソーシャルメディアを通じて提供されます。これにより、健康的な生活習慣の促進を目指します。

このパートナーシップの継続により、Quirónsalud Valenciaは、アマチュアバスケットボール大会「Quirónsalud Sèniorリーグ」の主要パートナーとしての役割も続けます。昨シーズンには800人以上の選手が参加し、ヨーロッパ最高の設備を持つL’Alqueriaで試合が行われました。

Quirónsaludグループは、MotoGP、スペインのバスケットボールクラブ協会(ACB)、スペインのハンドボール代表チーム、スペインテニス連盟など、さまざまなスポーツイベントや団体と協力しています。スポーツは病気予防や生活の質向上に寄与するだけでなく、同グループの働き方に反映される価値観、例えば規律や向上心、継続的な改善を体現しています。

Quirónsaludは、バレンシアおよびムルシア地域に10の医療施設を有し、最新の技術と快適さを提供するリーディングカンパニーとして位置付けられています。

Quirónsaludは、スペインおよびヨーロッパで先進的な医療サービスを提供するグループです。50,000人以上の専門家が180以上の医療施設で働き、そのうち57の病院で8,000以上の病床を有しています。同グループは、教育や医療研究の促進にも注力しており、特にがん、心臓病、内分泌学、婦人科、神経学などの分野で先駆的な取り組みを行っています。

この契約により、Quirónsaludはバレンシア・バスケットとの連携を強化し、クラブの健康管理パートナーとしてのブランド認知をさらに高めます。スポーツマーケティングの観点から、バレンシア・バスケットの選手やファンとの緊密な関係を築くことで、Quirónsaludは健康とスポーツを結びつけた効果的なマーケティングを展開し、より広範なオーディエンスにリーチすることが可能となります。

この新たなパートナーシップは、QuirónsaludのCSR(企業の社会的責任)およびESG(環境・社会・ガバナンス)戦略の一環としても重要な意味を持ちます。バレンシア・バスケットの健康管理をサポートすることで、Quirónsaludは地域社会への貢献を示し、持続可能な健康促進活動を推進します。この取り組みは、コミュニティのウェルビーイングを向上させるだけでなく、企業の社会的価値を高め、ステークホルダーからの信頼を築く重要なステップとなります。


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