新北市で開催される「万金石マラソン」と「MIZUNOマラソンリレー」のスポンサー企業である太平洋建設、台湾美津濃、中華民国体育運動総会(中華体総)が共同で地域貢献活動を行い、新北市の金山高校バレーボール部、万里中学校太鼓隊、万里小学校陸上部の3校に合計90足の専門運動靴を寄贈しました。この活動を通じて、地域の子どもたちに運動の夢を追いかける勇気を与えると共に、靴の選び方に関する知識も提供しました。

太平洋建設は毎年、万金石マラソンやMIZUNOマラソンリレーの開催地として会場や施設を提供するだけでなく、地域社会のスポーツ活動を積極的に支援しています。同社のマネージャーである范明莉氏は、「健康と運動の重要性を深く理解しており、この靴の寄贈プロジェクトに参加できることを大変嬉しく思います。この活動を通じて、さらに多くの学生が積極的にスポーツに参加し、生涯にわたって運動を続ける習慣を身につけることを期待しています」と述べました。

台湾美津濃の福知真総経理も、「運動を通じて社会に貢献する」という経営理念のもと、台湾で多くのスポーツイベントを支援しています。「今回のプロジェクトで、太平洋建設および中華体総と協力し、学校に専門運動靴を提供することで、学生たちが運動場で自由に走り、夢を追いかける手助けができることを光栄に思います」と語りました。

中華体総の黄明副秘書長も「スポーツは学生の心身の発展に非常に重要であり、太平洋建設と台湾美津濃の寛大な支援に感謝しています。この活動を通じて、学校のスポーツ発展が一層促進されることを期待しています」と述べました。

靴の寄贈活動には、金山高校バレーボール部、万里中学校太鼓隊、万里小学校陸上部の生徒たちが参加し、美津濃の専門スタッフから靴の選び方に関する指導を受けました。靴の特徴や自分に合った靴の選び方について学ぶことで、学生たちの運動知識を高めることができました。

特筆すべきは、今年で17回目を迎えるMIZUNOマラソンリレーです。この大会は台湾のランニング愛好者にとって一年一度の大イベントとなっており、多くの長距離ランナーを育成してきました。大会は、学生たちが参加を通じてチームワークを学び、学校の名誉のために努力する機会を提供しています。

今回の活動は、CSR(企業の社会的責任)やESG(環境・社会・ガバナンス)の観点からも高く評価されるものであり、企業が社会に貢献する一例として注目されています。今後もこのような取り組みを通じて、地域社会とスポーツの発展に寄与することを期待しています。


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