ニュージーランド南島にあるカンタベリー地域に2026年オープン予定の多目的アリーナ「テ・カハ」がニュージーランドの通信キャリア「ワン・ニュージーランド(旧Vodafone New Zealand)にネーミングライツ事業者を選定し「ワン・ニュージーランド・スタジアム」として新たに命名されることが決定しました。クライストチャーチ市議会の会場およびイベント管理会社であるヴェニューズ・オータウタヒ(Venues Ōtautahi)が発表したこのパートナーシップは、2026年から2036年までの10年間にわたります。

パートナーシップの詳細

ヴェニューズ・オータウタヒのCEO、キャロライン・ハービー=ティア氏は、「テ・カハの命名権パートナーとしてワン・ニュージーランドを迎えることを非常に嬉しく思います。このパートナーシップは、私たちが共有するコミュニティの最良のものを反映する会場を作り上げるというコミットメントの証です」とコメントしています。

さらに、「スタジアムの名称は『ワン・ニュージーランド・スタジアム』となりますが、その下の土地はテ・カハとして、そして全体の区画はテ・カハロアと呼ばれ、これはナイ・トゥアフリリによって街に贈られた名前であり、この重要な象徴の永続的な遺産を担うものです」と説明しています。

このパートナーシップは、ワン・ニュージーランドが地域に根付いていることと、クライストチャーチ市の重要なシンボルであるこの会場に対する深い意味を共有していることを示しています。ワン・ニュージーランド・スタジアムは、地震後の主要なアンカープロジェクトの最後のものであり、復興への長い道のりのもう一歩を象徴しています。

クライストチャーチ市長のフィル・マウガー氏は、「この発表はクライストチャーチにとって非常にエキサイティングなものであり、私たちの街が長い間待ち望んでいた世界クラスの会場の実現に向けた大きな一歩です」と述べています。

エンターテイメントの中心地

テ・カハは中央市街地のエンターテイメントの中心地となり、時間とともに多様なイベントや会場をホストするエンターテイメント区画へと成長していくことが期待されています。ワン・ニュージーランドCEOのジェイソン・パリス氏は、「ワン・ニュージーランド・スタジアムは最高の音楽、ライブエンターテイメント、そしてスポーツをクライストチャーチにもたらし、命名権パートナーとして非常に嬉しく思います」とコメントしています。特にニュージーランドのラグビーリーグチーム「ウォリアーズ」がスタジアムでプレーする予定があることが示唆されています。

また、「スタジアムの開場時には、ヴェニューズ・オータウタヒと協力して、世界クラスのカバレッジと接続性を提供する予定です」とパリス氏は述べています。

この新しいパートナーシップは、スポーツマーケティングの観点からも非常に意義深いものです。ワン・ニュージーランドの命名権取得は、ブランドの認知度を高め、地域社会との結びつきを強化する絶好の機会となります。さらに、スタジアムが地域の復興のシンボルとして機能することで、クライストチャーチのブランド価値も向上します。これにより、クライストチャーチがニュージーランドのスポーツおよびイベントの首都であることを世界に示す絶好の機会となります。


GLOCAL  SPORTS NEWSは、海外の スポーツビジネスに特化したニュースサイトです。スポンサー企業向けに、世界中のプロ スポーツリーグやチームに関するニュース、トレンド、スポンサーシップの機会などを提供しています。私たちの記事はAIの自動生成により作成されています。

© 2024 GLOCAL  SPORTS. All rights reserved.