北米のナショナルホッケーリーグ（NHL）に所属する「サンノゼ・シャークス」は、データインフラストラクチャ分野のリーダーである「NetApp®（NASDAQ: NTAP）」を公式データインフラストラクチャプロバイダーに任命しました。このパートナーシップにより、シャークスはNetAppの技術を活用してデータ運用を強化し、デジタルメディアを通じた革新的なファンエクスペリエンスの向上を目指します。
シリコンバレーを拠点とするシャークスは、NHLのウェスタンカンファレンス、パシフィックディビジョンで競技を行うプロアイスホッケーチームです。デジタル領域における強力な取り組みにより、シャークスは忠実なファンとの密接なつながりを維持し、新たなファンを引き付けています。その中核を成すのが、ライブゲーム映像、選手インタビュー、舞台裏の独占映像といったビデオデータです。これらのデータは、強力で信頼性の高いストレージソリューションを必要としています。
NetAppのマーケティング責任者であるガビー・ボコ氏は、「全てのサンノゼ・シャークスのファンが毎試合アリーナに足を運べるわけではありませんが、ファンを引きつけるための代替エクスペリエンスを構築するには、膨大なデータが必要です。我々の世界はデータで動いており、データはNetAppで動いています。インテリジェントなデータインフラストラクチャは、あらゆる組織の運営において重要な役割を果たしています。シャークスとのパートナーシップを通じて、彼らのチームが全てのファンとつながりを築くために必要なデータインフラストラクチャを提供できることを嬉しく思います」と述べています。
NetApp AFF Cシリーズシステムの導入により、シャークスは最も価値のあるデータ資産を保存するための拡張された容量を確保できます。これにより、シャークスのインハウスビデオプロダクションチームは、ゲーム映像やインタビューなどの素材を効率的に保存し、必要なときにすぐにアクセスできるようになります。また、NetAppのONTAP® FabricPool機能を活用することで、頻繁に使用されないデータのクラウドへの自動階層化が可能となり、ITチームがより戦略的な業務に集中できるようになります。
サンノゼ・シャークスのビジネス分析・技術担当シニアバイスプレジデントであるネダ・タバタバイ氏は、「ファンは私たちのチームの原動力であり、彼らがアリーナで、自宅で、または世界のどこにいても、最高のエクスペリエンスを提供したいと考えています。NetAppとのパートナーシップにおける絶え間ないイノベーションは、私たちの関係の礎です。NetAppのシステムによって得られる拡張された容量により、ビデオを駆使したデジタルファンエクスペリエンスの限界に挑戦し続けています。この成果を世界中のファンと共有できることを非常に嬉しく思います」とコメントしています。
このパートナーシップは、サンノゼ・シャークスにとって、NetAppの先進的なデータインフラストラクチャを活用して、デジタルメディアを通じた革新的なファンエクスペリエンスの向上を目指す重要な一歩です。これにより、シャークスはブランド価値の向上だけでなく、ファンとのエンゲージメントをさらに深め、競争の激しいスポーツエンターテインメント市場での競争力を強化します。また、スポーツとテクノロジーの融合を通じて、地元コミュニティやグローバルなファンベースとのつながりを強化し、持続可能なエンゲージメントを促進することにも寄与します。この取り組みは、シャークスがCSRおよびESGの目標達成に向けて着実に前進し、より包括的で持続可能な未来を築くための基盤となるでしょう。NetAppとの協力により、シャークスは単なるスポーツチームとしてだけでなく、社会的責任を果たしつつ、テクノロジーの力を駆使してファンに対する価値提供を最大化するリーダー的存在として、さらなる飛躍を遂げることが期待されます。
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