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シアトル・シーホークス、Umpqua Bankとの連携でプレミアムシート体験を一新

アメリカNFLに所属する「シアトル・シーホークス」は、ルーメンフィールドのプレミアムシートエリアにおける初のタイトルスポンサーとして、オレゴン州ポートランドに本社を構える銀行「Umpqua Bank」とマルチイヤー契約を締結しました。この契約により、Umpqua Bankはシーホークスの公式銀行となり、スタジアム内のプレミアムシートエリアは「Umpqua Bank Suite Level」と命名されることになりました。さらに、シーホークスのラジオネットワークも「Umpqua Bank Radio Network」として再ブランディングされます。

この契約は、シーホークスがデンバー・ブロンコスとの新シーズンの初戦を控えた9月8日に先立って発表されました。ルーメンフィールドは、メジャーリーグサッカー（MLS）のシアトル・サウンダーズの本拠地でもあります。

シーホークスの最高収益責任者（CRO）であるエイミー・スプランガーズ氏は、「シアトル・シーホークスとUmpqua Bankは、地域社会の力を引き出し、人々を特別でユニークな形で結びつけるという深いコミットメントを共有しています。このパートナーシップを開始し、試合日や日常生活において、ファンの皆さんに与えるポジティブな影響を共に祝うことを楽しみにしています」とコメントしています。

また、Umpqua Bankの社長であるトリー・ニクソン氏は、「シーホークスは情熱的なファンベースを持つアイコニックなNFLフランチャイズであり、パシフィック・ノースウェスト地域の特別な存在です。シアトル・シーホークスの公式銀行に選ばれたことを光栄に思い、地域社会と共にゲームデーの体験を共有できることを楽しみにしています」と述べています。

今回の契約は、シーホークスが進行中の「Fanovation」プロジェクトの一環として、ルーメンフィールドのクラブレベルの体験を向上させる計画を発表した直後に締結されたものです。オフシーズン中に全面改装されたスタジアムの「T-Mobile Endzone」（旧称：Ring of Honor Lounge）には、新たなプレミアムエリア「The 1976 Club」も設置され、オープンエアのセミプライベートなロッジボックスが温かいスタジアムシートとフィールドの一等席からの絶景を提供します。

「Fanovation」プロジェクトは、ルーメンフィールドの20周年を記念して2022年に発表されたもので、トンネルクラブ体験やシティサイドバー、Amazonの「Just Walk Out」無人レジの導入など、さまざまなアップグレードが行われています。

さらに、ルーメンフィールドは2026年のFIFAワールドカップ開催地の一つとしても選ばれており、アメリカ、カナダ、メキシコでの試合が行われる予定です。

このパートナーシップは、シアトル・シーホークスにとって地域密着型のブランド価値を一層強化し、ファンとの深いつながりを築くための重要な戦略的ステップであると同時に、Umpqua Bankにとっては、NFLという大規模なプラットフォームを活用して地域社会での認知度と影響力を高める絶好の機会となります。さらに、両社はこの協力関係を通じて、単なる商業的成功にとどまらず、持続可能な未来を見据えたCSR（企業の社会的責任）およびESG（環境・社会・ガバナンス）目標を共有し、地域社会の発展や環境保護に貢献する取り組みを積極的に推進することで、社会全体に対してもポジティブな影響を与えることを目指しています。このように、企業としての社会的責任を果たしながら、より良い未来を築くための重要な一歩となるでしょう。

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