イタリアのスポーツウェアブランドGivovaは、本社を置く地元スカファティでイタリア、レガ・バスケット・セリエA(LBA)に所属する「スカファティ・バスケット1969」とのスポンサー契約を更新しました。Givovaの本社で行われた記者会見には、Givova代表のGiovanni Acanfora氏、Scafati市長Pasquale Aliberti氏、Pompei市長Carmine Losapio氏、そしてバスケットチームの代表者が出席しました。この契約更新は、2024/2025シーズンに向けたもので、地域社会の連携と発展を目指す重要な一歩とされています。

記者会見の冒頭、Giovanni Acanfora氏は、「スカファティ・バスケット1969はScafatiだけでなく、地域全体を代表するチームです。地域の発展とスポーツの重要性を強調し、このスポンサーシップは地域社会全体にとって大きな意義があります」と述べました。

Scafati市長のPasquale Aliberti氏は、「Pompeiとの連携は、地域経済にとっても大きなメリットがあります。バスケットボールは私たちの町のスポーツ文化の重要な一部であり、この契約更新により、さらなる発展が期待できます」とコメントしました。

Pompei市長のCarmine Losapio氏も、「地域の観光と連携の重要性を述べ、スポーツが地域の結束を促進する手段であることを強調しました。PompeiとScafatiが一体となることで、地域全体の発展が促進されるでしょう」と述べました。

Givovaはスポーツマーケティングを活用し多くの恩恵を受け、イタリアだけでの事業ではなく、海外にもその活動範囲を広げています。

Givovaはイタリア国内でも多くのバスケットボールチームのスポンサーを行う一方で、海外ではナショナルチームやクラブチームへのユニフォームの提供を行なっており、日本では2024年から東京ヴェルディが同社のユニフォームの使用を開始します。
国際的なチームとの連携が増えれば、海外の新規市場への参入の足掛かりとなるため、スポーツマーケティング活動を積極的に行なっています。

スカファティ・バスケット1969の昨シーズンの成績は18チーム中12位と振るわなかったものの、地元チームとの提携を通じて、地域社会とのつながりを強化し、企業の社会的責任(CSR)活動の一環として機能し、地域のプレゼンスを確立し続ける事は間違いありません。

Givovaとスカファティ・バスケット1969のスポンサー契約更新は、地域社会の発展とスポーツの重要性を強調するものです。Givovaは、スポーツマーケティングを通じてブランド価値を高め、ビジネスを拡大しています。今後も、地域社会と連携しながら、スポーツを通じた発展に寄与していくことが期待されます。


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