台湾のプロバスケットボールリーグP League+に所属する「新竹ロイヤルシティライオニアーズ」がプレイオフ進出を決定し、これを記念してタイトルスポンサー企業である「御頂國際集團」が期間限定のキャンペーンを開始することを発表しました。御頂國際集團はレストランや結婚式場を展開する台湾の上場企業であり、新竹市に本社を構えています。

御頂國際集團はコロナ禍の影響により、来店客や中国本土からの観光客およびビジネス客の大幅な減少で大きな打撃を受けました。しかし、2023年に新たな株主を迎え、会社の立て直しを図る中で、長年関心を持っていたスポーツチームのスポンサーシップに注力することにしました。2023年12月から新竹ロイヤルシティライオニアーズとのスポンサー契約を締結し、スポーツマーケティングを積極的に活用しています。

今回のキャンペーンは、地域の店舗で実施され、熱狂的なライオニアーズファンと共に地域を盛り上げることを目指しています。同社は、このキャンペーンにより来店者数を増加させ、リピーターを増やすことができると期待しています。

さらに、御頂國際集團は2024年2月にFIBAアジアカップ予選トーナメントのチャイニーズタイペイ代表チームのスポンサー契約も結びました。企業の立て直しにスポーツマーケティングを活用し、ロイヤリティの高い顧客を獲得する戦略を経営判断に組み込んでいることから、今後の同社の動向が注目されています。

御頂國際集團のスポーツマーケティングへの取り組みは、企業イメージの向上と地域社会との結びつきを強化するための重要な一歩と見られています。


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