アメリカ・オレゴン州ポートランドを本拠地とするNWSLに加盟する女子プロサッカークラブ「ポートランドソーンズFC」は、新たな投資家の参入により組織に新たな専門知識と能力がもたらされたことを発表しました。この度の買収は、歴史ある水着ブランドraj swimの創業家であるBhathal家が設立したファミリー投資オフィスRAJ Capitalの傘下にあるRAJ Sportsによって行われました。RAJ CapitalはNBAのサクラメントキングスのオーナー企業でもあります。

今回の投資には、NBAのフェニックスサンズの共同オーナーであるサム・ガービン氏や、コロンビア・スポーツウェアのティモシー・ボイル氏も含まれています。これらの投資家は、新規事業や慈善事業の立ち上げ、最先端のトレーニング施設の開発など、クラブの成長計画を支援することを約束しています。

2023年10月にスポーツビジネスサイトが発表したソーンズFCの企業価値は6,500万ドル(約100億円)とされています。今回の投資により、チーム、ポートランドの人々、そして女性スポーツ全体の成長が期待されます。また、プロスポーツと活気あるコミュニティセンターを創出する大規模な不動産開発も見込まれており、選手、スタッフ、ファンのさらなる成長をサポートする貴重な資産が提供されることになるでしょう。

ポートランドソーンズFCは、新たな投資家の参入によって、ピッチ内外での成長を一層加速させるとともに、地域社会と強固な絆を築き、女性スポーツの発展に貢献することを目指します。


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