ロサンゼルス・ドジャースは、グローバル企業であるソニーとホンダの合弁企業が生み出した新しい自動車ブランド「AFEELA」とのパートナーシップ契約を締結しました。この契約の一環として、2024年シーズンのドジャースタジアムでのホームゲームの一部で、2024年モデルのAFEELA電気自動車（EV）プロトタイプが展示される予定です。これは、スポーツイベントでの初の車両発表となります。
AFEELAのプロジェクトは、2022年9月にソニーグループ株式会社と本田技研工業株式会社が設立したソニー・ホンダモビリティ株式会社から始まりました。この合弁会社は、両社の最新技術を融合させた新たなモビリティの可能性を追求するために設立されました。プロジェクトの一環として、2025年にセダンモデルの予約注文が開始され、2026年春には北米での納車が予定されています。
ロサンゼルス・ドジャースのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフマーケティングオフィサーであるロン・ローゼン氏は次のように述べています。「ソニー・ホンダモビリティ株式会社のブランドであるAFEELAとパートナーシップを結べることを大変嬉しく思います。AFEELAのプロトタイプは技術の結晶であり、ソニー・ホンダモビリティがドジャースタジアムを世界初の展示場所に選んだことは、ドジャースのプラットフォームが新製品の発表とブランド認知の向上において非常に有効であることの証です。」
ソニー・ホンダモビリティ株式会社は、新しい電気自動車のラインでモビリティのイノベーションを追求しています。AFEELAは、高度なセンシング技術、ノイズキャンセリングキャビン、空間オーディオ、自動駐車、AI運転支援などを特徴とし、「モビリティの可能性をさらに拡大する」ことを目指しています。今回のドジャースタジアムでの展示は、コンセプトの発表展示として行われるものであり、実際の販売に向けたプロモーション活動の一環として位置づけられています。これにより、アメリカ市場でのブランド認知度を高める狙いがあります。
今回のパートナーシップは、スポーツマーケティングの視点からも注目されており、ドジャースのグローバルなブランド力とAFEELAの革新的な技術が融合することで、両者のブランド価値向上が期待されます。特に、スポーツイベントにおける新製品の発表はファンの関心を引き、新たな市場へのアプローチを加速させる効果が見込まれます。
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