2024年パリオリンピック・パラリンピックの公式サプライヤーであり、イタリアに本社を置き、ウェルネス機器の設計、製造、販売を手がける「Technogym」が、スペインオリンピック委員会（COE）によってCasa Españaのフィットネスおよびデジタルエコシステムの独占スポンサーに選定されました。
Casa Españaはパリのシテ・ユニヴェルシテール内に位置するスペイン館で、訪問者やアスリートが利用できるジムを設置予定です。Technogymは、これまで9回のオリンピックで公式サプライヤーを務めた経験を活かし、最先端のトレーニング機器を提供します。
また、TechnogymはCOE向けに特別版のTechnogymアプリを開発しました。このアプリはAIを駆使し、ユーザーの好みやスキル、フィットネス目標に応じてパーソナライズされたトレーニングプログラムやルーティンを作成します。さらに、アプリを通じてCasa Españaで開催される様々なフィットネスクラスやイベントのスケジュールも確認でき、スペインチームの結果や最新情報にもアクセス可能です。
Technogymはパリ2024に向けて「Let’s Move for Paris」キャンペーンを展開し、アスリートや市民を巻き込んで健康的な生活を推進します。このキャンペーンの一環として、オリンピック村や競技施設に29のトレーニングセンターを設置し、15,000人以上のアスリートを支援します。
Technogymは、単なるトレーニング機器の提供にとどまらず、オリンピックムーブメントを通じて健康と運動の価値を広めることに尽力しています。「Let’s Move for a Better World」という社会的使命を掲げるTechnogymは、このビジョンから派生した「Let’s Move for Paris」キャンペーンを通じて、世界中の人々に運動の重要性を伝えています。
さらに、Technogymはパリ市と協力し、選ばれた公園に完全なTechnogym Outdoorソリューションを寄贈することで、オリンピック後も市民が利用できるフィットネス施設を提供します。
1983年に設立されたTechnogymは、フィットネス、ウェルネス、スポーツ、健康の分野で世界的なリーダーです。世界中の70万人以上が、100,000を超えるウェルネスセンターと500,000の家庭でTechnogymの機器を使用しています。Technogymは、2024年パリオリンピックで9回目の公式サプライヤーに選ばれており、世界中のチャンピオンが信頼するブランドです。
期待される成果
このスポンサーシップは、スポーツマーケティングの視点から見ると、Technogymのブランド価値を大幅に向上させると期待されます。
- ブランド認知度の向上：オリンピックというグローバルなプラットフォームを通じて、世界中の消費者に対するTechnogymの認知度が大きく向上します。
- 市場拡大：パリ2024を通じて、新たな市場や消費者層にリーチする機会が生まれ、長期的な売上増加が見込まれます。
- イメージ強化：Technogymの高品質な製品とサービスが広く認知され、信頼性やブランドイメージがさらに強化されます。
CSR（企業の社会的責任）およびESG（環境・社会・ガバナンス）の視点からも重要な成果が期待されます。
- 社会的影響力の向上：「Let’s Move for a Better World」や「Let’s Move for Paris」といったキャンペーンを通じて、健康的なライフスタイルの促進や地域社会への貢献が強調され、企業の社会的責任を果たす姿勢が評価されます。
- 環境への配慮：持続可能なフィットネス施設の提供や、健康増進を通じた環境への貢献が評価され、ESG評価が向上します。
- コミュニティの活性化：寄贈されるフィットネス施設が地域コミュニティに長期的な健康と福祉の向上をもたらし、社会的なインパクトが広がります。
このように、TechnogymのCasa Españaでのスポンサーシップは、スポーツマーケティングとCSRおよびESGの両面から見て、ブランド価値の向上と社会的な貢献の両方を達成する重要な機会となります。
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